生 物 量 子 化 学 概 論
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(津田)
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(学部3年生(前期)、毎週木曜日10:30〜12:00、理学部2号館2−507室)
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近年、ヒトをふくむ多くの生物種についてゲノムの全塩基配列が決定されたことにより、その翻訳後物質であるタンパク質などの生体物質に特有の機能を制御し利用する技術(バイオテクノロジー)が重要度を増しています。このような技術を発展させる為には、生体物質のもつ特異的な機能発現のメカニズムを分子や原子のレベルにおいて詳細に解明する必要があります。 本講義では、このような生命科学研究の分野において必要となる学問のなかでも、特に電子や原子核の挙動を記述する量子力学の原理を概説します。さらに、この原理を利用した新しい核磁気共鳴分光法(多次元NMR法)の概要、化学的現象の解明、および生体物質の機能解明に対する同分光法の具体的な応用例等について講義します。2005.3.25 |
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2005年6月9日に講義の中で行った小試験の問題+解答(pdfファイル)を下に掲載します。クリックすると自動的にダウンロードされますので、日々の勉強や大学院入試対策等に役立ててください。 |
H17試験概要(小試験50点満点、定期試験100点満点)
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小試験平均 45.8 点 / 50 点(受験者数 46 人)、最高 50 点(11名) / 最低 36 点
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定期試験平均 56.7 点 / 100 点(受験者数 46 人)、最高 98 点(1名) / 最低 20 点
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