(2/12)ここで、氷がどのようなものかを見てみましょう。私たちが目にする氷は、実は無数の小さな氷のツブから出来ています。上の左の写真が実際の氷、真ん中はそれをイラストで描いたもの、右側は氷の実際の顕微鏡画像です[2]。氷のツブの1つ1つのことを「単結晶氷」と呼びます。単結晶氷は、通常は顕微鏡画像にあるような円盤〜楕円ですが、空気中では皆さんご存知の「雪の結晶」に変形します[3]。右上の顕微鏡画像は、水が凍る瞬間に目に見えない小さな単結晶氷が無数に発生することを示しています。氷は、膨大な数の単結晶氷の融合物なのです。(-> next)(-> page1) |
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