(3/12)氷を構成するツブ氷、すなわち単結晶氷は上の図のように規則正しく並んだ水分子で出来ています(白い球は水分子の酸素原子。図をクリック→動画)。こうした規則性は単位格子と呼ばれるもので、特定の面を形成している水分子郡に対して基底面、第1プリズム面、第2プリズム面、ピラミダル面などの名前が付けられています。基底面を構成する水分子郡だけが六角形模様を呈しており、他の面では水分子の配列模様がかなり異なっています。この単結晶氷の中の基底面と第1プリズム面に並んでいる水分子がオオクワガタAFPの表面にくっついた状態になっています[4]。(-> next)(-> page1) |
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